野菜①

野菜①

野菜①

こんにちは!近鉄奈良駅から徒歩3分の楠原デンタルクリニックです!

今回は野菜についてお話しさせていただきたいと思います。

以前からコンビニやスーパーでたくさんの野菜商品が売られています。野菜ジュース、サラダ、カット野菜、お惣菜…。種類は様々です。これで1日分の野菜が摂れます!という文言も多々見受けられます。

野菜の摂取量はたしかにあるかもしれません。では、その量にかなった栄養成分は果たしてあるのでしょうか?もし、その通りならば、こんな楽なことはありません。野菜そのものを買う意味が全くなくなりますもんね!

何時間も経過しているのに変色しないサラダ、数日経過しても味の変わらないお惣菜、刺身の横にあるツマもそうですがこれらの材料になっている野菜は次亜塩素酸ナトリウム(いわゆるハイター、カビキラー、ミルトンの中の物質と同じ)で徹底洗浄、殺菌処理され、さらにその塩素臭をできるだけ減らすために、さらに洗浄します。なので栄養はほとんど残っていません。サラダなどが黒ずんだり、しおれてしまったりしたら売りモノになりませんものね!

コンビニやスーパーの野菜の場合、さらにシャキシャキ感を出すためにPH調整剤につけることがあります。またカット野菜には、次亜塩素酸ナトリウムの表示はありません。表示義務が法的に免除されているらしいからです。

皆さんは加工食品の野菜を食べて、しかもその野菜も元々農薬まみれで育てられたのに、健康な食事と思って食べているわけです。

野菜ジュースも同様です。よく表記されている濃縮還元という製法では野菜を濃縮ペーストにし、水で戻す方法です。メーカーは安ければどこの外国産の野菜でも構いませんし、濃縮還元したことによって失われる栄養素や風味が多くあるので添加物や香料を加えて製造します。

外国産野菜が悪いとはいいませんが、腐りかけだろうが、農薬使われまくりだろうが、知る由もないのです。そしてその原材料の野菜が安価で抑えれるわけですから、100円でいわゆる「1日分の野菜」が飲めるわけです。

野菜ジュースが全く意味がないとは思いませんが、とりあえず健康に良さそうだから飲むのではなく、なぜこの値段で販売できているかを考え、ちゃんとこれで栄養がまかなえるかを考えてもいいと思います。

つづく