歯科と新型コロナウイルス(重要)

歯科と新型コロナウイルス(重要)

歯科と新型コロナウイルス(重要)

こんにちは‼︎近鉄奈良駅から徒歩3分、病気予防を目指している楠原デンタルクリニックです‼︎

新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が全国に発令されています。これはいつまで続くのでしょうか?収束?終息?はするのでしょうか?

クスリができるまで、ワクチンができるまで自粛し続け、待ちますか?

緊急事態宣言が解除すれば、以前の様に生活できますか?できると思いますか?

もし、この先コロナウイルスが落ち着けば、また以前の様な生活が同じ様にできると思いますか?

歯科医院と言う場所はコロナウイルスの感染リスクが高いと思われてる方が多いのではないでしょうか?確かに現時点(4月25日)で三重県、滋賀県の歯科医院でクラスター感染があったと言う報道がありました。しかし、スタッフ間の感染はあったものの患者への感染は報告されていません。歯科スタッフと患者の距離があれだけ近いと言われているにもかかわらずです。

つまり、歯科医院は以前より感染対策を行ってきていますが、より一層の感染対策を強化しています。

歯科医院はマスコミにはよく叩かれています。感染対策ができていない(タービンなどの切削器具の使い回し)、コンビニより数が多い…などなど。これらのバッシングを受け続け、特に感染対策に対しては対応を強化してきました。

タービンなどの切削器具・使用機材の患者ごとの滅菌(消毒以上)、グローブの患者ごとの交換、患者用のエプロン・コップは使い捨てなど当然の様に取り組んでいます。経費的なことを理由にできていない事がありましたが、コロナウイルスの影響でさらに設備投資、滅菌対策はほとんどの歯科医院でされていると思います。

しかしもちろん、患者への感染リスクが0になる事はないでしょう。

歯科業界は今、何をすべきなのでしょうか?

自粛を受け、休業する事でしょうか?治療の内容を選ぶ事でしょうか?

以前から僕は歯科は全身疾患の予防に一番重要視す事であると言ってきました。

コロナウイルスによる肺炎は口腔内環境が悪い方が、重症化することがわかっています。しかし、口腔内環境が悪い事は中々みなさん自覚できません。日本人の8割は歯周病、口呼吸なのです。歯周病は30代でも5割以上というデータもあります。口呼吸は乳幼児でもほとんどなっています。これを治すのは、まず自分がどの状態であるか、自覚させる事なのです。痛くなってからでは遅いのです。感染してからでは遅いのです。

予防なのです。それができるのが歯科なのです。医科では予防できないのです。定期的に検査しても悪くなるまで何も言われません。ワクチンはしても副作用もあるし、完全に予防できるものでもありません。お金もかかります。医科は治療する所です。

歯がある人ほど、病気になりませんし、歯がなくても入れ歯などで問題なく食事できれば、病気になりにくい事は証明されています。

コロナウイルスで重症化した方の全身状態を公表してほしいのです。コロナウイルスに怯えて家に閉じこもっても何も生まれないのです。

情報が錯綜して困惑されている方が多いと思いますが、いろんな事を勉強して自分で判断できる様にしてください。歯科は予防のプロなので強制する事はないと思いますが、アドバイスはできるはずです。

自分の身は自分で守る‼︎それが当然なのですが、出来ていない方が多いです。これを考えてもらう様な状況を作る‼︎

それが歯科の役割だと思います。